ほんとうの扉
ほんとうの扉
  ◇ 経済問題の解決                      


 
ほんとうの扉
■障害はあなたを輝かせる  ■経済的な問題を解決する  +設問1・2・3・4 ■ ほんとうへの扉の鍵

障害はあなたを輝かせる
私たちは、いわば「魂の原石」のようなものです。
原石ですから、磨きを掛ければ磨きを掛けるほど、美しい輝きが内からにじみ出てきます。
玉を磨くのに研磨クロスや磨き砂が必要なように、「魂の原石」を磨くのにも研磨クロスに代わる磨くものが必要になります。実はその研磨クロスの役割を果たしているのが、人生の諸問題なのです。
ここではその諸問題の中でも、「経済問題」にスポットを当てて考えてみましょう。なぜならこの問題から自由になることは、私たちが自由自在な人生を獲得するために、とても意味のあることだからです。
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経済的な問題を解決する
私たちは、ときに経済的な問題に直面することがあります。
経済的な問題もまた、あなたのこころのあり様を顕しています。
経済的な障害を解決するためには、まずあなたが経済を象徴するお金に対して、どのような考えを持っているかを振り返って見る必要があります。
それは、あなたの認めたものが顕われるのが、この現象世界の法則だからです。
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設問1.あなたは、お金が好きすか?

お金とは生きるための道具のひとつです。この世の中で都合よく過ごすために、そのためにお金は考えられたのです。お金はあなたの生活に必要なものや役立つものと交換できるものですから、それを嫌いになることはありません。所を得て使えさえすればとても便利なものですから、その道具としての価値を認めてあげてください。
しかし、けっしてお金を道具以上のものにしてはいけません。
もちろんお金を人生の目的にすることも感心しません。なぜなら人生の目的が、単なる道具を手に入れることで終わってよいはずがないからです。
あなたがこの設問に「NO」答えたとしたら、きっとあなたはお金を嫌っていたり、否定したりしているのでしょう。だとしたら、あなたのこころはそれを寄せ付けないようにする方法をいつも画策しているはずです。あなたの潜在意識は、あなたが嫌っているものを排除しようとします。これはごく自然な自己防御本能です。
こころで認めたものが、認めたとおりに現象界に顕われるものです。あなたが「お金は汚いものだ」とこころで思っていたら、こころはその汚いものをあなたから遠ざけるために働くでしょう。そして、お金があなたにとって重要な意味を持つときには、それは汚い働きとして顕われるのです。結果として「やっぱりお金は汚いものじゃないか」と、あなたはお金の汚さを再認識することになります。しかしそれは、あなたの考えを正当化させるための認識作用としての働きに過ぎないのです。
あなたは自分の考えが正しいことを実証するために、知らず知らずのうちにお金の汚さを感じるような結果を招くように行動してしまうのです。なぜならお金は汚いものとインプットされてしまった潜在意識が、そのように仕向けるからです。
ある意味そのことで、あなたはお金に対して復讐しているのかも知れません。
憎しみや恨みは、決してよい結果を生み出しません。ですから、お金を否定したり憎んではいけないのです。
もしも、あなたがお金を嫌いにだったり憎んだりしているとしたら、その原因はいったいなんですか?
それはお金が本当の原因ですか?
本当にお金があなたを苦しめたのですか?もう一度よく考えてみてください。
あなたが会社の経営者で、資金繰りに詰まって会社が倒産したのだとしても、お金が悪いわけではありません。
あなたの恋人が、あなたとの約束を違えて資産家の女性に乗り換えたとしても、お金が悪いわけではありません。
あなたの両親が経済的に困窮し、そのためにあなたが満足のいく教育を受けられなかったのだとしても、お金が悪いわけではありません。
問題は別のところにあったはずです。その問題を直視したくないために、あなたは問題をお金へとすり替えたのかも知れません。
もう一度いいます。すべての人にとって、お金はとても便利で、使う価値のあるものです。それは人生における目的達成のために、とても役に立つ道具だからです。
時間をとって静かに黙想し、自分にとってお金がどんな意味があるのか、じっくりと考えてみてください。
また、催眠誘導療法を使って、あなたの潜在意識下にどのようなお金のイメージがインプットされているのかを探り、もしも否定的なイメージが入力されていたときは、そのイメージの原因となった出来事を再体験してネガティブなエネルギーを解放し、そして新しい肯定的なイメージをインプットすることをお勧めします。
またすぐに実行できるイメージの転換法として、「私はお金の道具としての価値を認めていて、私にとってお金は好ましいものです」と、毎朝目覚めたときに10回唱えてください。
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設問2.あなたは何のためにお金が必要ですか?

なぜこのような設問をするかといえば、あなたのこころはとても正直だからです。
あなたがもし、自分の本心から良いと認めている目的のために、お金が必要だと考えているのなら、あなたは必要なお金を準備できるでしょう。
あなたがもし、本当はこころの奥で否定している目的のために、お金を手に入れようとしているのだとしたら、あなたがそれを手に入れることは難しいでしょう。
あなたが否定している目的のためのお金は、もし手に入ったとしてもよい結果を生みません。あなたはいずれなにかの形で、その目的が価値のないものだったと思い知る出来事を招くでしょう。
なぜなら、あなたはきっと自己処罰することになるからです。自分で自分に辛い境遇などの罰を与え、罪を償おうとするのです。それは自分がほんとうはこころで否定していることを、成そうとしたことに対する自己処罰なのです。
ですから、なぜあなたはお金が必要なのかを、もう一度問い直してみてください。そして、こころの奥の意識と話合って、その目的が正当であると確認してください。そうすれば、あなたは望むものを手にすることができるでしょう。すべてを創造した「絶対理念」は、あなたの必要なものはいつでも、充分にあなたに与えてくれているからです。
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設問3.あなたはいま、満たされていますか?

あなたの環境はあなたのこころの反映です。
あなたの経済的環境も、その例外ではありません。未来は、あなたの現在のこころのままに、顕われてきます。
あなたがもし、「お金が欲しい」と思っていたら、あなたのこころはそのとおりに現実を創造してくれます。
やがて、あなたは「お金が欲しい」、という現実を手に入れることができます。
結果としてあなたは「お金が欲しい」という状況にいるでしょう。つまり、お金が足りない状況です。
本当に私たちのこころは、融通の利かない正直者なのです。潜在意識は善悪の判断をしないのです。というよりも、潜在意識には善悪がないのです。
ですから、あなたはいま、満たされていると感じている必要があります。渇望は渇望という状況を生み、満足は満足という状況を生みだすからです。それが「こころの法則」なのです。
春の豊作祈願の祭礼の儀式で、お茶碗に山のようにご飯を盛り上げて、それを食べるという儀式がよく行われています。その儀式が意図していることは何でしょうか。
これは田植えを行う春に、お茶碗に山盛りのご飯を食べる儀式を行うことで、来るべき秋の稲がたわわに実っている豊作の様子を、仮想的に作り出しているのです。食べきれないほどのご飯を頬張って、満たされているというこころの実感を、こころの奥深く印象づけているのです。現在のこころの満足が、将来の満足な状況を引き寄せるのです。潜在意識には仮想と現実の区別もありません。もともとこの現実界さえも仮想の世界だからです。潜在意識はいつでも強いイメージを優先させるのです。
あなたのこころはいま、満たされていますか?
ある日、飢饉に見舞われた村のことについて、弟子が仏陀(釈迦)に尋ねました。「その村は食べるものがなくて苦しんでいます。どのようにしたらその状況から村人たちを救い出すことができるでしょうか」と。
仏陀は即座に答えました。「その村に行って、托鉢してきなさい」
托鉢とは、ご存知のとおり僧が食物などの布施を求める行為です。つまり、仏陀は飢饉で苦しんでいる村に行って、食べ物などを貰ってこいといったのです。これはどのような意味を持っている説話なのでしょうか。
仏陀もまた、私たちのこころの働き(こころの法則)を熟知している先達のひとりでした。
仏陀は識っていました。豊かな実りは豊かに満たされたこころから生まれるのだと。その豊かさとは、むろん物質の豊かさではありません。
仏陀は村人たちから、隠れてしまっているこころの豊かさを引き出そうとしたのでした。自分が食べるのにも事欠いている村人から布施させることによって、村人たちを施す人(豊かなひと)とならしめようとしたのです。
もし、自分は十二分に豊かであると感じているか、または、いつでも必要なものを引き出せる蔵(実際にはこころの蔵)を持っていると信じていたら、施すことになんの苦しみも感じないでしょう。
ひとに与えることを惜しむこころは、自らの欠乏感から来るものです。自分が持っているものが十分でないから、ひとに施すことが惜しまれるのです。自分の持っているものが乏しいから、人にあげることができないのです。この行動は、自らが持たざるものである、という心のあり様を強めてしまいます。そうすると、結果としてそのとおりのこと(いつも足りない)が実現してしまいます。
逆に、喜んで人にあげる人はといえば、自分が満たされていて、いつも十二分に持っているから人にあげることが出来るのです。その行動は、自分が満たされている、というこころのあり様を一層強めますから、そうすると、結果としてそのとおりのこと(いつも満たされている)が実現するのです。
感情は行為(行動)の後から付いてくる(強められる)ものです。施す行為の後からは、豊かだという感情が付いてくるのです。そして、満たされているという感情は、満たされている状況(現実)を引き寄せてくるのです。
また、ひとが誰かに何かを与えたときに、満たされた心もちになるのには、もうひとつ理由があります。
ひとは自分以外のひとに何かをしてあげるとき、本来自分と他人とが隔たっていないこと、自分と他人とがつながっている(自他一体)ことを感じるのです。
私たちはみな、「絶対理念」の裡に生み出された生命です。私たちが「絶対理念」と一体であるように、私たち同士もまた、みな本来一体の生命なのです。すべては分かちがたくひとつなのです。
つまり、あなたが他人の誰かにしてあげることは、「絶対理念」にしてあげることであり、またあなた自身に対してしてしていることにもなるのです。
だからこそ、あなたは誰かの役に立つことに、不思議に満足感と幸福感とを感じるのです。
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設問4.あなたは自分の経済的成功を信じていますか?


いまのあなたは、過去にあなたが自分はこうだ、と考えていたあなたです。
あなたがいま、自分は経済的に成功できる、と自信を持っていえるのなら、あなたはきっと経済的に成功できるでしょう。
あなたがもし、自分は経済的に成功できない、と考えているとしたら、あるいは自信がもてない(どうなるか不安な状態)であるのだとしたら、未来のあなたは経済的に満たされない状況にあるでしょう。
「あなたの恐れていることが、あなたに起こる」と、イエス・キリストは言われました。
これはまさに箴言です。
私たちにとって、最も忌むべきこころの状態は「不安」と「恐れ」です。
これはあなたの善いものすべてを覆い隠すような、たとえれば暗雲のような存在で、あなたの明るい面(光明)を遮って、暗い面の(ネガティブな)もの、よくない事象を惹き付ける働きをしてしまいます。
ですから私たちは常に、「満たされている」というこころの状態を堅持することが、なによりも大切なのです。
あなたは自分の経済的成功を、こころから信じていなければなりません。
あなたが心から信じている(認めている)ように、あなたの未来は構築されていくからです。それは自ら認めたものが顕われるという、現象世界の法則があるからです。
しかし、実際に困窮した状況にあるとき、あなたは自らの経済的成功を確信することができますか。八方塞のような手詰まり状態のときに、自分の能力や運命に自信が持てるでしょうか。
そのような状況におかれているとき、あなたは偽りの罪悪感をあがなうために、自己処罰の過ちに陥ってしまっているのかも知れません。あるいは、過去世の足かせにもがいているのかも知れません。
いずれにしても、そのような状況を顕しているのは、あなたが「ほんとうの自分」を見失って、ほんらいあなたが歩むべき、陽のあたる道から逸れてしまっているに状況にあるのに違いありません。
このときこそ、あなたは「ほんとうへの扉」を開くべきときです。さぁ、「ほんとうへの扉」の鍵を手に、ほんとうの自分を手に入れるために、すぐそこにある扉をひらいてください。
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ほんとうへの扉の鍵

あなたは、そのままで素晴らしい存在です。
あなたは善きものすべてを手に入れることが許されている生命です。
あなたがなすべきことは、自分が素晴らしい生命であることを、認めることです。
憶い出してください。私たちとは、いったいどのような存在だったのでしょうか。
そうです、私たちはすべての始まりであり、すべての創造者である「絶対理念」によって、「絶対理念」の裡に生み出された、すべてを受け継いだ「スピリチュアルな生命」であったはずです。
私たちは、「ほんとうの生命」の根源である「絶対理念」によって、すでにあらゆる面で満たされている存在だったのではありませんか。
さぁ、いますぐに、あなたはその真実を受け入れて、その真実にのみ信頼を寄せることです。
物質の、肉体のあなたは、いま経済的に潤っていないかも知れません。しかし、それはほんとうのあなたの姿を表してはいません。それはあなたの価値を正確に顕している状態ではないのです。
あなたはもっとスピリチュアルな存在です。あなたはほんらい物質以上のものです。あなたは本質的に肉体以上の存在なのです。なぜならあなたは美しい生命そのものだからです。
あなたが「ほんとうの自分」を識り、すでにあらゆるものがあなたに与えられていること識り、そのことをあなたが認めさえすれば、そして、与えられていることに「感謝」すれば、それらはあなたの前に顕われてくるでしょう。
あなたは常に、「絶対理念」によって護られ、与えられているのですから、「すでにあらゆる面で満たされている」という、感謝のこころを持っているべきです。
これは、きわめて重要な観念です。「感謝」こそが富裕への鍵なのです。なぜなら、「感謝」とは、あなたがすでにすべてを与えられていて、あらゆる面で満たされているという真実を、こころから認めているからこそ湧き出てくる感情表現だからです。
こころはすべての創り主です。認めたものが顕われるのが現象界です。満たされているから、満たされるのがこころの法則です。そしてあなたは、これらの法則の運用者なのです。
自己を限定せず、望むものをすてべ実現してください。あなたが何かに囚われて、自ら流れをせき止めさえしなかったら、その善き流れはいつまでも続くことでしょう。
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□ 今日から「瞑想・メディテーション」と「アファーメーション」をはじめてください □
□ あなたにできる、多くの人のために役立つことを何かひとつはじめてください □
□ いつでも「笑顔」と「思いやりのある言葉」と「善き面を見つけて褒める」ことを忘れないでください □


この世界に解決できない問題はありません。あなたがその問題を掴んでしまって放さないから、問題は問題として存在しているのです。問題はあなたが定義しています。あなたがある事柄を問題だと考えなかったら、その事柄はあなたにとって問題にはなりません。つまり、問題として存在しないということになります。見えない鎖につながれる必要はありません。あなたは常に自由で、愛に満ちた存在なのですから。

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