ほんとうの扉
ほんとうの扉
   ◇ はじめに                                     


ほんとうの扉
  ■美はどこにあるのか ■あなたは人生の主人公 ■私とは、何か ■催眠誘導療法がもたらすもの
  ■真実の自己をつかむために

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
美はどこにあるのか
たとえば、うららかな陽気のある春の日、あなたは静かな路地を、ただぶらぶらと歩いていました。
その時ふと、あなたの視界に一輪の花が映ります。その花は、雑然としたアスファルト道路の片隅に、何気なく「ただ」咲いているのでした。
思わずあなたは立ち止まり、ゆるやかな風にたおやかに揺れて咲く、てらいのないその花にこころを向けます。
その瞬間、「美しい」とあなたのこころは感じました。そしてそのとき、あなたの内と外には「美」だけが「在り」ました。
なぜその瞬間に、その花が美しいとあなたは感じたのでしょう。ただそこに、その花はそのままで美しいと、なぜあなたは想ったのでしょう。あなたが感じたその「美」とは、いったいどこにあったのでしょう。

あなたが何の計らいもないこころで、あらゆるものを備えているといえる一輪の花の、その「ありよう」にこころを向けたとき、その花の美しさは「あなたの中」にこそありました。
そこある存在に、「美」という「永遠」を観るとき、その永遠なる美しさは「永遠の生命」の発現そのものなのです。そして、その美しさはその花を観ているあなたの内にこそ実在しています。
何故なら、あなたの内にその美しさが本来備わっているからこそ、あなたはその花を美しいと感じることができたからです。すべては「こころの反映」であり、あなたが気付くものはあなたのこころの投影なのです。
あなたのこころにある「美の原型」が、あなたがぼうっとしていた時に素直な発露をみせたのです。つまり、顕在意識が活動を休め、代わりに潜在意識がこころの奥から顔をのぞかせていた瞬間に、研ぎ澄まされた感覚によって『美』が受容されたのです。
それがあなたが美しい花を美しいと感じた瞬間であり、その時
【美】はあなたそのものであったのです。
そして同時にその瞬間、あなたとあなたを取り巻くものとの境界は消え去り、あなたは
【一如】 という一体感を実現していたのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなたは人生の主人公
あなたのまわりに展開している事柄。それらはすべてあなたそのものです。なぜなら、あなたの周りに起こるすべてのことは、あなたのこころの反映にほかならないからです。あなたのこころがそのまま、あなたを取り巻く環境として顕われているのです。
あなたは、あなたとあなたを取り巻くすべてのものの創造者です。あなた自身があなたの人生を、いまも創り出しているのです。なぜならあなたは、あなたの人生の主人公なのですから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私とは、何か
人はこの世に生まれ、限られた時間を過ごし、やがて死んでゆきます。
それが生命の営みであり、私たちに与えられた人生です。だとしたら私たちは、どこから来て、どこへ行くのでしょうか・・・
思春期のある時期に、あるいは人生の難題にぶつかったときに、あるいは愛する人を失ったときに、あるいは自分が死に直面したときに、多くの人がこの疑問を胸に抱いたに違いありません。
「問いの発せられたところに、その答えがある」と、先達はいっています。そうだとすれば、その答えは、その問いを発したあなたの中にこそあるのかも知れません。
肉体は物質だから、受精にはじまる細胞分裂で出来上がった物質の身体だから、死んだらそれらすべが無に帰るのだ。そう考えている人もいるでしょう。確かに唯物論的な考え方が科学的であると、学校や大人たちに教えられてきたひとの中には、そう考えている人が多いのかも知れません。しかし、それが真実なのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                              ■ このページのトップへ ■
催眠誘導療法【ヒプノセラピー】がもたらすもの

このサイトは、あなたの生命の真実をあつかっています。そして、ほんとうのあなたを憶い出す手懸りとして「催眠療法」を取り上げています。
催眠誘導療法には、問題の原因を探りまたそれを癒すためのいくつかのアプローチ方法がありますが、前世療法とも呼ばれる退行催眠療法も、そのアプローチ方法のひとつです。
これは現在の精神的あるいは肉体的な問題の原因が、普段はこころの奥にしまってある幼児期の体験に起因しているという考えから、その体験を探るために用いられた幼児期への年齢退行催眠から発展したものです。
催眠誘導によって自分の意識の川を源流へとさかのぼり、普段は記憶に上らない幼いころの体験や、それをとおり越してひとつ前の前世や、そのまた前の過去世にまで記憶を旅するのです。 

いま巷の書店には、退行催眠療法によって前世や過去世を旅するたぐいの書籍があふれています。癒しとかヒーリングなどということばも氾濫しています。しかし、退行催眠体験がすべてを解決してくれるわけではありません。
確かに慢性の疾患や難病といわれる病、自分ではどうすることもできない強迫神経症などが姿を消すという治癒例は多くあります。
幼児期に体験した激しい感情をともなう辛い出来事、出産の前後に起こる記憶の底に沈んでいるこころの傷や、前世や過去世にこころが背負った重い足かせなどを、退行催眠療法によって取り去ることができるからです。
退行催眠による意識の旅のなかで、あなたがいま抱えている問題の因となる体験を自ら拾い上げて再体験し、そのエネルギーを開放することによってそれらは実現されていきます。過去の体験を再構築し、リプログラミング技法によって潜在意識にあるネガティブなプログラムを書き換えることもそれを助けます。

しかし、病気が治ったら、抱えていた問題が解決したらそれでいいのでしょうか。
いいえ、そうではありません。もちろん現象的な問題を解決することは重要ですが、それだけでは不十分だといえるでしょう。むしろ病気などの人生の難題は、私たちに「ほんとうのこと」を気づかせるためにこそあるのだといえるのです。
退行催眠療法によって、あなたは自分に過去世があり、その過去世と過去世との間に中間世とも呼ばれる世界があることを識るでしょう。それだけではなく、あなたは中間世で現れるまばゆい光の存在や、あなたの魂を導く進化した存在との出会いを果たすかも知れません。まれに起こるそれらの体験は、恐らくあなたに何らかの示唆を与えるものとなるはずです。
そしてそれらの体験によって、あなたは生命の連続性やいわゆる輪廻転生を自然に受け入れるようになるでしょう。
しかし、それらは
そのことを【ほんとうのあなた】を識る契機とした場合にこそ、本当の意味を持ってきます。
過去世の前には、なにがあったのでしょうか。未来世の先には、なにがあるのでしょうか。この生命の仕組みはどうなっているのでしょうか。あなたは一体何者で、何のためにこの地上で生きているのでしょうか・・・
わたしはあなたに、催眠誘導療法【ヒプノセラピー】で体験したことがらを気づきとして、あなたにあなた自身の生命の真実を把握していただきたいのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真実の自己をつかむために
私たちは自ら計画して、相対性を特徴とするこの世界(現象世界)にやってきました。それは、この現象世界が「自らを体験する」ために、もっとも適している領域(場所)だからです。
縦・横・厚みという3次元に時間を加えた4次元の時空間に限定された、現象世界というキャンバスが、自らを表現するために欠かせない世界だからです。
もしも無限の時空をキャンパスとしていたら、無限の時空に置く点はいつでも無限の時空の中心にあることになり、結局あなたは何も表現できないことになってしまいます。
つまりこの相対的に限定された世界であればこそ、私たちは自己を表現して多くの体験をもつことができ、そしてそれらの経験を通して、ほんとうの自分にもう一度気づくことができるのです。

私たちの肉体に宿る私たちの本体は、はじめなきはじめから生き、今このときを生き、終わりなき終わりまで生き続ける
【永遠の生命】です。肉体を失ってもなお生き続ける、【生き通しの生命】こそが、私たちの本体なのです。そしてこの『生命』は傷つくことも穢れることもない、つまり【絶対の生命】なのだと、少なくとも私は信じています。
この「絶対の生命」を獲得すれば、「ひとはどこから来て、どこへ行くのか」「ひとは何のために生きているのか」という、根源的な問いに対しての答えを見出だすことが出来るでしょう。また「どうしたらほんとうの自分を覚知して、思うがままに生きられるのか」という、私たちの永遠のテーマにも回答が得られることでしょう。
この「絶対の生命」を自身のこころに掴みとることができれば、この現象世界で直面するあらゆる問題を、私たちは解決することができるのです。
いいえ、解決するという表現は正確ではありません。ほんとうは解決するべき問題さえ、本来無いからです。私たちはほんとうの自分が何者であるかを心から識れば、今ここで完全なる自由自在を獲得することができるのです。

このサイトと催眠誘導療法【ヒプノセラピー】が、あなたが「真実の生命」を識るための「ほんとうへの扉」となれば、これに勝る幸福はありません。
あなたとの出会いにこころから感謝いたします。
                                              ■ このページのトップへ ■

■ほんとうへの扉 トップ ■ このウェブサイトについて ■ はじめに ■ 新着情報・更新履歴 ■ ほんとうの自分とは  ■ 魂の構造宇宙の構造 ■ 運命を改善する ■ 経済問題の解決 ■ 現実界を生きる ■ こころが病をつくる ■ ほんとうへの旅 ■ 人生の諸問題に対するQ&A ■ 催眠療法(ヒプノセラピー)トップ ■ メディテーション ■アファメーション■ チャクラ ■パワーストーン ■ コミニュケーション&フォーラム


All Right Reserved Hontou-Heno-Tobira 2006