□UP |
◇ ほんとうへの旅
■ 瞑想 +お勧めの瞑想法1 +お勧めの瞑想法2 +お勧めの瞑想法3 ■ アファメーション +実際的なアファメーションの手順 +アファメーションセンテンス ■ パワーストーン +パワーストーンヒーリング +浄化法 ■ チャクラ +チャクラとエネルギー ■ 瞑想のための補助具 +α波θ波誘導装置 +水晶 +お香 +ろうそく +りん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ 瞑 想 ◆ 瞑想(メディテーション)は、ほんとうの自分への旅の大切な乗り物です。 この「ほんとうへの旅」の目的地は「真実の自己」です。そしてこの旅の目的とは、ほんとうの自分に出会い、その自分と一体となり、「絶対理念」との合一を達成することです。 瞑想(メディテーション)は、仏教における「禅定」として、ヒンドゥー教における「ヨーガ」として、また神道における「鎮魂」としてなど、呼び方は違っていても、あらゆる宗教において真実の自己の発見のための修行として位置づけられ、重んじられてきました。 キリスト教においても、ロザリオ(数珠のような十字架を戴いたネックレス)を繰りながら祈る方法が用いられていますが、これも仏教における数珠を繰りながら真言を唱える方法と酷似しており、ひとつの瞑想法といえます。 これらの瞑想法は、大きくふたつに分けることが出来るでしょう。 ひとつは座禅(禅定)でよくいわれる「無心」ということばに代表されるように、こころに特に描くものを掲げない方法であり、ふたつは特定の映像(対象)などを思い浮かべながら瞑想を行う、ビジュアライゼーション(視覚的イメージ法)と併用される瞑想法です。 ふたつの瞑想方法の一番の違いは、ビジュアライゼーションを用いるか、用いないかという点です。 結論からいうと、初心者が師匠をもたずに行うときには、ビジュアライゼーションを併用した瞑想法が適しているでしょう。 「無心」と表現されるように、脳裏に特定の映像を描くことを嫌う瞑想は、実はとても難しい瞑想法です。 簡単に私たちは「無心」などという語句を使うことがありますが、こころを虚しくすることを一度試してみると解りますが、これは容易ではありません。 無心になろうとした瞬間から、こころにはとりとめも無いことが浮かんでは消え、ほんとうに収拾がつきません。これではいけないと考えると、その考えがまた邪魔をし始めます。 また、無心というこころの状態には、「魔境」と呼ばれる精神的なスポットに陥りやすくなるリスクがあります。 イエス・キリストが40日40夜を断食して瞑想をする場面が、聖書に描かれていますが、その中に「悪魔」によるよこしまな誘いが繰り広げられるシーンが描かれています。これもいわゆる「魔境」のひとつです。 僧堂と呼ばれる禅の修業が行われる専門道場には、「魔境」に陥っていわゆる「禅病」を患う修行僧をメンテナンスする役割の古参の僧がいるそうです。 江戸時代の有名な禅僧に「白隠禅師」という人がいました。彼もまた、座禅が原因で体調を崩してしいました。涙は流れっぱなし、鼻水も流れっぱなし、夜眠れず幻覚を視るという他、10種の症状がでるという惨憺たる状態であったようです。 その心身症か自律神経失調症のような禅病の症状を癒したのが、当時 京都・北白川に住み、内観の秘法(瞑想の一種)を修していた白幽子という仙人から教えられた、 「軟酥の法」 というビジュアライゼーションを取り入れた瞑想法(自己催眠の一種)でした。臨済宗中興の祖といわれる白隠禅師でも、魔境に陥ったことがあったのです。 無心の境地に入るとき、意識は「虚」の状態を抜けて行きます。それはいい換えれば、一時精神がプロテクションを解除した状態が起きていることになるわけです。このときはあらゆるチャンネルが開いていますから、邪悪な霊波も侵入しやすくなります。まるでファイアーウォールの無いインターネット接続のようにです。 これがビジュアライゼーションを併用しない瞑想法の弱点です。 その点、ビジュアライゼーションを併用した瞑想法なら、こころを(意識)を充実させているわけですから、虚の状態になることがありません。液体が満ち満ちているコップには、水を足す余地がないように、こころが充実している状態のときには、邪悪な意識の波動が侵入する余地がないのです。 ■ このページのトップへ ■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ お勧めの瞑想法 1 瞑想法に「これでなければならない」という一定の型があるわけではありません。自分が目的を達成しやすい方法があれば、それが一番良い瞑想法なのです。 世の中にはたくさんの瞑想法が紹介されています。もちろんそれぞれの瞑想法に善い点があるから、今日までそれらの瞑想法が残っているわけですが、やはりひとそれぞれ、人により合う合わないということもあるでしょう。 自分なりにいろいろな瞑想法を試してみて、その中から自分に合う方法を見つけ出すことがよいようです。 ここでは、私が行っている簡単な瞑想法を参考にご紹介します。 ● なるべく締め付けの少ない楽な服装で臨んでください。そしてまずはリラックスした状態で座りましょう。 このとき床などに直接座らず、座布団をふたつに折って尻の下に敷くとよいでしょう。もちろん適当な厚さのクッションを尻の下に挟んでも構いません。 尻を少し持ち上げておくのは、身体の構造的な理由からです。それは身体を支える脊椎に関することで、何も使わずに直接座ると、脊椎の描くカーブがきれいにS字に伸びないのです。脊椎がほんらいのS字カーブに伸びていないと背筋に無理な力が掛かり、そのような姿勢で長時間座っていることは返って苦痛です。また二つ折りの座布団を床との間に挟んだ方が、脚も組みやすいはずです。 さぁ、無理なく座る姿勢が取れたら、今度は軽く肩などを上下させリ、首を廻したりして上体の筋肉の緊張をとりましょう。 「あぐら」をかいて座ってもいいですし、右足の踵を左足の下、尻の左側につけ、左足を右脚の上に持ち上げ、右の腿の付け根あたりに置く半跏趺坐という座り方でもいいです。慣れてきたら、両足をそれぞれ反対の脚の付け根に載せる結跏趺坐という座り方でももちろん構いません。 椅子に座って行う場合は、お尻だけ乗っている感じに極く浅く腰掛けましょう。足の裏をしっかり床につけ、膝が直角に曲がるくらいの座高がいいでしょう。脚は肩幅に開きましょう。 ● 次に、背筋を伸ばします。頭のてっぺんを軽く糸で引っ張られている感覚をイメージするといいでしょう。 手は左手を上にして両手を重ね、下腹部(臍下丹田・第2のチャックラ)に置きましょう。椅子に座っている場合は、腿の上に手を置きましょう。 ● まず、息を吐きます。吐ききったという感じから、さらにお腹に力を込めて3回、勢いよく息を吐きます。吐ききったら今度は腹の復元力で一気に深く息を吸い込みましょう。 このとき身体の中の不必要なものを吐き出すような気持ちで息を吐き、光り輝く清浄な空気を吸い込むイメージで息を吸い込みましょう。この深呼吸を3回繰り返します。 ● これで準備が整いました。それではいよいよ瞑想に入ります。 座っている人は、手の親指と人差し指で円を作り、そのほかの指は軽く伸ばし、手のひらを上に向けて、膝のあたりに置きましょう。 椅子に腰掛けている人は、手のひらを開いて上向きにし、腿の上においてください。 ● 眼を軽く閉じてあごを引き、意識の視線で自分の内面を、眉毛の少し上の額の中央から観ている感覚がよいでしょう。 ● ゆっくり出来るだけ長い時間をかけて、わずかに開けた口から息を吐き出します。このときも、身体の中の不必要なものを一緒に吐き出す感覚で行うとよいです。息を吐き出すときは、出来れば肛門を少し締める感覚をもつとよいでしょう。 ● 息を吐ききったら、吐き出したときの倍くらいの速さで鼻から息を吸い込みます。このときも、現実界の空気を吸うというよりも、浄土とか神界とか聖なる世界とか、自分が持っている清らかなイメージの領域の空気を取り込む感覚をもつとよいでしょう。息を吸うときは、肛門を締めていた力は緩めましょう。 ● 一杯に息を吸い込んだら、一旦息を留めます。このとき肛門を軽く締め、イメージで「臍下丹田」(ヘソの少し下あたり)に清浄な呼気を落としこむ感じをもって、「ん」という音をイメージするとよいです。椅子に座っている人は、足の裏から息を吐き出し、頭のてっぺんから空気を吸い込むというイメージで行ってもよいでしょう。 ● しばらくこの呼吸を繰り返します。呼気2に対して吸気1の時間的割合が適当だといわれていますが、あまり方法論に囚われを持たずに、自分がやりやすい呼吸で行ってください。ただし、吐く息はゆっくり長くが基本です。これはもちろん横隔膜を使った「腹式呼吸」という方法がやはりよいようです。 やがて全身を制御する神経系統のスイッチが、交感神経から副交感神経に入れ替わります。すると徐々に手足に温感を感じ始めることでしょう。 ● 呼吸が落ち着いてきたらビジュアライゼーションを併用します。こころのスクリーンに描く最終的なイメージは、「ひかり輝く自己」です。 まずはじめに自分自身の姿(座禅しているところなど)をこころに描きましょう。そして、あなたに向かい合うように、清らかに白光する丸い光を、イメージで作ってください。「白光」を眺めるときは、イメージのあなたの眼を通して眺めましょう。また、イメージのあなたの姿と「白光」とを時々俯瞰して眺め、立体的な位置関係を捉えるとよりリアリティーが増すでしょう。「白光」と向かい合わずに、イメージの自分の頭上に「白光」を置いてもよいです。 しばらくすると、「白光」からの波動があなたに波のように押し寄せてくるのを感じ始めるでしょう。あなたはいま、とても心地よい「白光」によって清められつつあるのです。清冽な「白光」の凛とした波動があなたの皮膚に届き、毛穴を刺激して少しピリピリするかも知れません。 やがてあなたの呼吸とともに、「白光」の波動があなたの中に入ってきます。その「白光」は吸い込んだ酸素とともにあなたの身体をめぐり、あなたをすみずみまで新生させていきます。あなたの全身に光の波動が拡がってゆく様を思い描いてください。細胞の一つ一つが生き生きとした光の波動に包まれて、新たな息吹にどんどん目覚めて行きます。あなたのすべてが、生かす力の象徴である「白光」によって清められます。 「白光」はいまやあなたの全体をつつみ、まばゆいばかりにひかり輝いています。 やがて穏やかで力強い光に包まれている自分自身を感じていると、大いなる光に護られている、生かされている、満たされている、という実感があなたの裡から徐々に湧き起こってきます。 「白光」をイメージするときに、大海原から太陽が昇るシーンをイメージしてみてもいいでしょう白く輝く太陽が水平線からぐんっと昇ってきます。その生気凛々とあふれる太陽の中心に、座っている自分自身の姿を重ねてみてください。どのようなイメージでも、すべてを生かす力の中に、自分自身がすっぽりと包まれていることをしっかりと感じてください。 ● このときこころの中で、「生かされている、満たされている、護られている、導かれている」と呟いてください。 あなたは一人で生きているわけではありません。いつでもあなたを生かしてくれている「絶対理念」が、あなたとともに「ある」のです。それは、あなたをあらゆる善きもの、無限の愛・無限の知恵・無限の生命・無限の供給・無限の悦び・無限の調和でいつも満たしてくれています。そして、本来の自己に出逢うために、いつでもあなたを護り導いてくれています。あなたはいつでも「無限なるもの」と一体なのです。 「生かされている、満たされている、護られている、導かれている」と何度もこころの中で呟いてください。 ● すると、あなたを包んでいた光をさらに生き生きと燃え上がらせるように、あなた自身の中からも光があふれ出します。あなたを包んでいる光はあなたからの輝きに呼応するように輝きを増し、あなた自身から放たれる光もいっそう黄金色に輝きます。あなたはあなたを包む光と、あなた自身が発する光とで目がくらむくらいに眩しくなります。 ● あなたはいま、宇宙の中心にいます。無限なるもの、宇宙意識、大いなる自己、それらすべてと重なり合い、溶け合い、響きあっています。あなたはいまや、無限なるものであり、宇宙意識であり、大いなる自己そのものです。 「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます」と自分自身の「生命」に感謝のことばをかけましょう。あなたを包んでいる「光」に、あなたからあふれ出ている「光」に「ありがとうございます」と微笑みかけましょう。 あなたはいま、生かすものであり同時に生かされているものです。ひとつであり同時にすべてです。あらゆるものはあなたから始まり、あなたを通して展開し、あなたに還ってきます。 ● 自分自身が「光」そのものだと感じられてきたら、こころに描いてたその「光り輝くあなた」を、それをイメージ(意識)しているあなたに近づけていってください。意識する対象ではなくもっと引き寄せてイメージしていたあなた自身の中に迎え入れてください。 もう、観るものと観られるものとの対立はありません。あなたはただひとつの意識そのものです。その意識を観察する作られた意識はどこにも存在しません。あなたはあなた自身であり、それを識ることも感じることも意識することも必要ありません。あなたは「ただ在り」、在り続けるのです。 ● この瞑想を行う時間は、20分から40分くらいです。時間の長さにこだわらず、気持ちが求めるままにしてください。 瞑想は毎日同じ時刻から行うことが理想です。そうするとあなたの肉体と意識が「瞑想」をより迎えやすくなり、瞑想自体も深まります。 ■ このページのトップへ ■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ お勧めの瞑想法 2 もっと簡単にどこでも出来る瞑想法もご紹介しましょう。 床に座っても、椅子に座っても、立っていても、横になって寝ていてもいいです。 ● まず、身体をリラックスさせましょう。身体の中の細胞の隅々にまで新鮮な空気が満たされていくイメージで、大きく深呼吸を3回行ってください。一回目は肉体のため、二回目は意識のため、三回目は魂のために。 ● 次に「赤」色をイメージしてください。赤い宝石(たとえばルビーとか)を思い浮かべてもいいですし、赤いトマトやリンゴを思い描いてもいいでしょう。その「赤」を第一のチャクラである会陰部(性器と肛門の間)にもっていってください。 ● 第一のチャクラにもっていった「赤」を、今度はチャクラの上でゆっくりと時計回りに回転させてください。チャクラとは、サンスクリット語で「輪」とか「回転するもの」を表す語句です。チャクラを視ることが出来る人には、私たちのチャクラは蓮の華が回転しているように視えるそうです。 ● 最後に、あなたの第一のチャクラの上で回転する「赤」を通して、「無限なるもの」を源とするエネルギーがあなたの中に満ち満ちてゆくさまをイメージしてください。 第一のチャクラは、あなたと現実界であるこの物質界とのつながりに関係したチャクラです。このチャクラが充実してくるにつれ、あなたはとても安定した「深い落ち着き」を感じるはずです。大地にしっかりと脚を着けている安心感が、日々の生活にはとても大切です。 ★ このチャクラの瞑想法は、もちろん他のどのチャクラでも同じように行うことが出来ます。それぞれのチャクラの場所と色を使って、チャクラ瞑想法を試してみてください。 特にこの瞑想法は、朝目覚めたときに、布団やベットの上で行うことをお勧めします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ お勧めの瞑想法 3 意識の変容(拡大)に効果のある瞑想法もご紹介しましょう。 この瞑想法は「ろうそく」を使う瞑想法です。始める前に、適当な燃焼時間のろうそくを用意してください。 ● まず、ろうそくをセッティングします。床に座ってもいいですし、椅子に腰掛けてもいいですから、背筋を伸ばして少しうつむき加減になったときに丁度「目線」が行くあたりに「ろうそく」を置きましょう。そして焔芯に火をつけてください。 ● 深呼吸を三回行いましょう。ひとつは肉体のために、ふたつは意識のために、みっつは魂のために。身体の緊張をとってリラックスしてください。肩や首、腕などの筋肉が緩んで行くさまを想いうかべてみるといいでしょう。 ● 身体がリラックスしたら、ろうそくの焔に目をやってください。そしてわずかに揺らぎながら燃える焔の色や形を味わってください。いつもは見過ごしていた焔の微妙な色合いや絶えず変化する形が、とても新鮮に思えるはずです。 ● こころが落ち着いてきましたね。そうしたら、今度はろうそくの焔をしっかりと見つめてください。ろうそくの焔に意識を集中して、その焔の中に自分が溶け込んで行くイメージを持つとよいでしょう。見つめ続けるうちに、だんだんと焔があなたに近づき、あなたも焔に近づいていきます。やがて、あなたと焔は「ひとつのもの」になってゆきます。 ● もはや、あなたは「焔」です。ゆらゆらと揺れながら燃える「焔」そのものです。その感覚をしっかりと味わってください。やがて、焔と一体となることで「他のあらゆるもの」とも一体となっていることにあなたは気がつくでしょう。あなたはいま「自他」の隔たりを超え、「自他一体」の意識に変わっているのです。 ● ゆっくりと、じっくりとその感覚を味わってください。あなたは「ただ感じる魂」です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ アファメーション ◆ アファメーション(確認)とは、口に出して誓うことを意味していて、ここでは「肯定的なことば」を唱えることです。 「ことば」とは、私たちが考えている以上に神聖で重要なものです。聖書にもあるとおり、ことばは神とともにあり、ことばは神なのです。つまり、ことばとはすべての創造原理を働かせる鍵であり、理念の表現そのものなのです。 戦争も「宣戦布告」ということばによって始まります。そして同じように平和もことばによって成されます。 あなたが会社員であるなら、上司のことばによって動きますし、昇進も転勤もことばによって現実のものなります。 あなたは恋人に愛のことばをささやき、結ばれるときには結婚の誓いの詞(ことば)を神前で読み上げるでしょう。 また、斉藤さんと呼べば斉藤さんが振り向きますし、コーヒーと喫茶店でいえば、コーヒーが出てくるのです。 空海が日本に伝えた「密教」のなかに、「三密加持」という行法があります。 三密とは、身・口・意の三つの働きをさす言葉で、両手で「印」を結び「身」、真言を唱え「口」、こころに仏を描く「意」行法です。「印」とは身体で「ことば」を表わす方法です。両手の指十本にはそれぞれ「あいうえお」のような音があり、その指(音)を組み合わせることで「ことば」を表現しているのです。 このことからも、密教でもことばの持つ働きを重視していることがわかります。もちろん「真言」すなわちマントラとは、ことばそのものです。 「真言」は、ことばと同時に「音」でもあります。人間の脳は頭蓋骨によって頑丈にガードされているため、直接刺激を加えることが難しい臓器です。しかし、音(音波)は耳から入って脳を直接刺激することが出来ます。「真言」とは音波として脳を直接刺激し、脳の働きを活性化させる役割をも果たしてもいるのです。 私たちが言葉のもつ創造的な働きを認識していたら、否定的なことばを使うことなどはばかられる筈です。しかし、日常では往々にして否定的なことばを使ってしまっているものです。それらの否定的なことばの働きを中和し、肯定的なことばの働きを優位にするために、アファメーションは重要な役割を果たしてくれるのです。 ■ このページのトップへ ■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ 実際的なアファメーションの手順 アファメーションは、いつでも行うことが出来ます。 歩きながらでも、家事などの作業をしながらでも、瞑想しながらでも行うことが出来ます。 一番いいのは、朝目が覚めたばかりの時間です。目覚めのときは顕在意識よりも潜在意識が優位になっているときです。この状態は自然な瞑想状態であり、催眠状態であるともいえるでしょう。 このとき脳波を測定すれば、深いアルファー波かシータ波が検出されるでしょう。ですから目覚めのときは潜在意識に肯定的なことばを植えつけるには、一番よいときなのです。 アファメーションのやり方は簡単です。 まず、目が覚めたら眼を開けずにおきましょう。これは視覚情報によって覚醒してしまわないためです。もしもうっかり眼を開けてしまったら、すぐに眼を閉じてください。身体もあまり動かさない方がいいでしょう。これらは表面に出てきている潜在意識をふたたび意識の底に戻さないために重要なことです。 深い腹式呼吸をこころがけ、あらかじめ準備しておいたアファメーションのことば(センテンス)を唱えましょう。また、アファメーションと同時に、自分自身が光に包まれている様子をイメージするとより効果的です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ アファメーションのセンテンス アファメーションのセンテンスは前もって準備し、何度も唱えて覚えておきましょう。 センテンスの内容は、肯定的で、すでに物事が成っていることを前提としたものが効果的です。以下に例を挙げておきますが、センテンスの内容は、自分が抵抗感なく唱えられるものにするべきです。せっかく肯定的なセンテンスを繰り返しても、唱えている自分のこころが抵抗感を感じていたら、顕著な効果は期待できません。 * 私は無限なる者と一体であり、常に護られ導かれている。 * 私の裡にある無限力は、いままさにその力を発揮しつつある。 * 私の裡なる魂は、すでに完全であり、傷つくことも穢れることもない。 * 私は毎日あらゆる点で、いっそう善くなる素晴らしくなる、善いことが来るよいことがくる。 * 私は神の子(仏の子)、円満完全。神に護られ導かれている。 * 私の願いは絶対理念から与えられたもので、ゆえに私の願いはすでに叶えられている。 * 私はいつでも、最も善い方向に引き寄せられています、ありがとうございます。 * 私は常に進歩し、豊かで幸福なときを過ごしています、ありがとうございます。 * 私に最もふさわしい伴侶は、最も適当なときにすでに与えられています。それは現実化つつあります。 * 無限なるものからの供給は、いつも私を満たしています。私はあらゆる点で満たされています。 * 私の心臓は神聖なる者と常に一体です。いままでは患っているように感じられていましたが、ほんとうは 傷つくことも穢れることもない神聖なるものの具現であり、それを私が認めたことにより、その完全さが現 象としても顕わています。いまや私の心臓は完全なる姿で完全な機能を表現しています。 * 私の魂の中心は「愛」です。ゆえに私の周りには「愛」が集まり、「愛」があふれています。 * すべてはうまくいっています。 * 私のこころの奥底にあるほんとうの生命は、すべてがうまく行くようにいつも私を導いてくれています。 ★ 上記のセンテンスの例をご覧いただければ、どのようなセンテンスがよいのか、もうお解かり戴けたと思います。 後はあなたの実情と感覚に沿って、自分なりに必要な「センテンス」を作ってみてください。短いものでもよいですし、いくつかのセンテンスを組み合わせてみてもよいでしょう。どのような「センテンス」がよいのかは、自らの裡なる叡智に聴いてください。あなたの「大いなる自己」はあなたのすべてを識っています。 「ことば」には浄化力があり、また現実を導く力があります。つねによい言葉でこころの奥(潜在意識)を満たしていることが重要です。そして、ほんとうの生命からの生かす力を溢れさせましょう。 私たちは、「無限なる者」「絶対理念」といつでも繋がっています。私たちは「無限なる者」「絶対理念」といつも一体だからです。そのことを認めて、そのことを言葉に現せば、そのことが現実化するでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ パワーストーン ◆ 私たち人間が生命であるように、私たちが暮らすこの「地球」という星もひとつの生命です。 私たちの肉体の中を縦横に血管がめぐっているように、地球にも鉱脈というエネルギーラインが走っています。 古来より、日本の神社の御神体として「石」が重用されてきましたが、それは石が波動を記憶させる働きがあるからでした。勾玉の翡翠がそうであるように、いつしかそれらは「宝石」と呼ばれるようになりました。 ひかりはプリズムによって7色に分けられますが、本来は「白色光」に収束されています。同じように宝石もまた、「白い石」がすべての色石の力を束ねています。その代表が「水晶」であり「ダイヤモンド」なのです。 水晶は電波や光波を増幅する働きが顕著で、そのためラジオセットやテレビセットの中に増幅装置として組み込まれているほどです。また、その正確な振動数を利用して、クォーツ時計の振動素子としても使われています。 もちろん私たち人間の思念などを増幅する働きも持っています。怪しげな占い師が大きな水晶球を覗き込んでいる場面をおとぎ話などで目にしますが、昔から水晶のもつ力が信じられていたことは確かです。 古代においては、宝石は医療にも使われていました。対象となる症状に効果がある宝石をすり潰して服用したり、病魔を祓う呪術にも欠かせないものだったようです。 現在でも、世界3大伝承医学のひとつである、インド伝承医学「アーユルヴェーダ」では、患者の症状や必要性に応じて「宝石の処方」が行われる場合があります。 「石」は惑星を表しており、惑星や星座は私たちの運命を表しています。自分の運命にいま何が足りなくて、また何が必要であるかを勘案して、それに見合う「パワーストーン」を身につければ、惑星からの影響を修正したことと同じ原理で、あなたの運命や生きる力に変化が現れてくるでしょう。 適切に浄化された、あなたに必要な「パワーストーン」を、今すぐ身に着けてください。 ■ このページのトップへ ■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ パワーストーンヒーリング パワーストーンヒーリングは、石のもつ波動で直接肉体や精神に働きかけるヒーリング方法です。 色がその振動数によって見分けられているように、宝石もそれぞれ固有の波動をもっており、その波動が私たちの肉体や精神に作用を及ぼしていると考えられています。 私たちの身体には、肉体や精神とエネルギー体を関連付けるために「チャクラ」というエネルギーホールが設けられています。数多く存在するチャクラの中で、代表的でありまた重要であるチャクラが7つあります。それらのチャクラは色にも関連付けられており、同時に関連付けられた同じ色の宝石がそのチャクラに対して重要な役割を果たすと考えられています。 以下に7つのチャクラに関連付けられた「色と宝石」を簡単に整理してみましょう。
パワーストーンを使ったヒーリング方法はいくつかありますが、一番簡便なものは上記のチャクラにパワーストーンをおく方法です。 ● まず絨毯やマットの上に仰向けになり、両足は肩幅に開き、両腕は脇にテニスボールを挟んだくらいの間隔で開いてリラックスしましょう。衣服を緩めてゆっくりとした腹式呼吸を行うとよいでしょう。 ● 次にチャクラの上にパワーストーンを置きます。それぞれのチャクラが関係する臓器や精神性を考えて、自分が得たい効果が達成できるようにパワーストーンを配置しましょう。 それぞれのチャクラに個別に対応するパワーストーンの手持ちがなければ、水晶(クリスタル)で置き換えることが出来ます(水晶は万能のパワーストーンです)。 ● パワーストーンを配置したら、メディテーションを開始しましょう。出来るだけゆっくりと息を吐くように心がけ、そのとき肉体や精神の中のネガティブなものも一緒に吐き出すようにイメージしましょう。ゆっくりと息を吐ききれば、自然に必要なだけ息を吸い込むことが出来るでしょう。 ● 自然に息を吸い込むときに、チャクラに対応した「色」や「宝石」をイメージしましょう。その色の「気」や「生命力」を吸い込んでいくように、またはその宝石からの波動を一緒に吸い込むようにイメージしてください。対応するチャクラの色の空気に包まれて、その空気をチャクラを通して呼吸しているというイメージも効果があります。 ● これを10分から20分程度つづけてください。ネガティブなものを呼気と一緒に吐き出し、パワーストーンで調波し増幅した「生命力」を吸気とともに吸い込んでいると、やがてネガティブな要素が原因で閉塞していた通路が開き、生命を生かすエネルギーが自然にあなたの肉体と精神を活発にめぐり始めることでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ 浄化法 クリスタルなどのパワーストーンは、使い始める前はもちろん、使い始めてからも定期的(最低一ヶ月に一度)にネガティブな波動を取り除くさせるための浄化が必要になります。 手に入れてから初めて使うときには、特にしっかりと浄化してください。 あなたが手にしたパワーストーンは、あなたの手に乗るまでに必ず誰かの手を経てきているものです。パワーストーンはそれら誰かのネガティブな波動を吸収してしまっています。あなたが使い始める前に、まずパワーストーンをニュートラルに戻す必要があるのです。 浄化にはいくつかの方法があります。 1.太陽に一日あてる 2.満月の夜に一晩月光浴させる 3.ミネラルウォーターに数日つけておく 4.清浄な土地に数日埋めておく 5.天然塩の中に埋める 6.鈴の音(波動)を降り注ぐ 7.クリスタルクラスターの上に数日置いておく 8.乾燥ハーブ(セージが最適)で薫蒸(煙でいぶす)する などです。 どの方法もみな効果が望めます。しかし、パワーストーンによっては性質的に向かない方法もあります。特に太陽による日光浴や土中に埋める方法や塩にうずめる方法は、パワーストーンの種類によっては傷ついたり曇ったりする場合があるので注意が必要です。 上記7つの方法の中で万能なのは「7」の方法です。クラスターというのは水晶(クリスタル)の結晶の集合体です。 このクリスタルクラスターの上におく浄化法は、パワーストーンを選びません。どのパワーストーンにも共通の効果が得られ、パワーストーンを損なうこともありません。 クリスタルクラスターはもっとも清浄な波動を発散しているものです。パワーストーンの専門店(ウェブショップもあります)で、3,000円程度から入手が可能です。 たとえばパワーストーンのリングやブレスレットやペンダントなどを一日身につけたあと、部屋に戻って寝る前にクリスタルクラスターの上に置いておけば、翌朝には浄化が終了しています。後は「月光浴」を満月の夜に行えば完璧でしょう。 もうひとつ、「6」の方法も万能です。しかし、この方法の場合は浄化に使う「鈴」の入手先という問題があります。 あなたがもし、清冽な神気に包まれた神社を知っていて、その神社で「鈴」の頒布が成されているのであれば、この浄化方法もお勧めできる浄化法です。 浄化の仕方は簡単です。あなたの愛用のパワーストーンの上で、毎朝降り注ぐように「鈴」を鳴らしてください。それだけでパワーストーンの浄化は完了です。鈴を振り鳴らす前に祓え祝詞を奏上すれば、「場」と「鈴」を清める働きがあるので尚いいでしょう。「鈴」や「祓え祝詞」は神仏具店で販売している場合もあるようです。もしどうしても鈴が手に入らない場合は、メールでお問い合わせください。私が愛用しているとても神威の高い神社の鈴をご紹介いたします。 「鈴」には波動を整える働きがあります。神社などで祈祷して戴くときに、祝詞などを奏上した後、神職が頭上で「鈴」を振り鳴らしてくれるのは、私たちの魂の波動を整えるためなのです。 「す」という言霊は50音の中心にある言霊で、50音すべてを束ねた言霊でもあります。「す」の言霊は、「全て」や「統べる」というように、中心に収束し帰一する働きも表しています。このように私たちの魂やパワーストーンの波動をほんらいのニュートラルな波動に調整する力が「鈴」にはあるのです。 ちなみに「鈴」の「ず」はにごった濁音ではありません。たくさんの「す」が集まっている状況を表す場合に使われている表現です。 また、乾燥セージ(ハーブ)を燃やし、その煙でいぶす方法もよいでしょう。「パワーストーン」とともに部屋も浄化されて、一石二鳥の効果が望めます。 尚、特にクリスタルに限れば、天日塩から作った食塩水にりんご酢を加えた溶液に水晶を浸し、そのまま一日日光浴させる方法もよいでしょう。 ■ このページのトップへ ■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ チャクラ ◆ パワーストーンの項でも少し触れましたが、私たちの身体には代表的な「7つのチャクラ」があります。 チャクラの考え方は、約5000年前にインドに発祥した「ヴェーダ経典」にまでさかのぼります。現在では「ヒンドゥー教」に引き継がれて、広く信徒の生活に根ざした考え方となっています。 私たちは物質次元の肉体をもつと同時に、霊的次元の身体(霊体)ももっています。その「霊体」と「肉体」とを関連付けているのが「チャクラ」です。霊的な7つのチャクラに対応して、肉体の7つのチャクラにはそれぞれ内分泌腺が配置されています。 「会陰部」にある第一チャクラから「頭頂部」の第七チャクラまで、チャクラは下から上に向かって抜けています。 この通路を開ける修養を「クンダリーニ・ヨーガ」といいます。第一のチャクラに眠っている「蛇」を目覚めさせ、第一のチャクラから空へと解き放つことを目的に行われます。 チャクラの働きで分類すると、第一チャクラから第三チャクラまでが物質界に関係したチャクラであり、第五チャクラから第七チャクラまでが霊的なチャクラです。第四チャクラは物質と霊とを統合したチャクラです。 それぞれのチャクラの簡単な特徴などは下表をご覧ください。
以下にそれぞれのチャクラについて、簡単に解説します。 ● 第一のチャクラは「ベースチャクラ」とも「根のチャクラ」ともいわれています 物質的な次元の理解と関係するチャクラで、もっとも現実的で実利的な問題を扱うチャクラです。地面に一番近いチャクラであるがゆえに、大地にしっかりと立つためのチャクラです。 また、なにか問題が起こったときに逃げるか立ち向かうかを反射的に判断する場所でもあり、そのためにアドレナリンを分泌する副腎と繋がっているのです。これが生き残りのチャクラともいわれる所以です。 そして、生存意識に関係する所有欲や物質欲が巣くう場所であり、同時に恐怖や怒りがこもる場所でもあります。 大きな問題が引き起こされ、そのために不安や恐怖がこころを覆うと、このチャクラに関係のある腎臓に障害がでる可能性があります。 現実的な意識を強めたいときは、水晶か赤色の石をチャクラに当てるか、赤いエネルギーを思い浮かべてこのチャクラを刺激する瞑想を行うと効果があります。 ● 第二のチャクラは「性のチャクラ」とも「創造性のチャクラ」ともいわれています 人間関係やセックス、生殖活動に代表されるように生産的な機能を扱うチャクラです。私たちの肉体を造リ出す中心でもありますし、同時に罪悪感とも関係しています。 あなたがもし自分の存在に対して「罪悪感」を抱いているのなら、このチャクラの色であるオレンジ色の光をイメージして瞑想してみてください。あなたが創造的な存在であり、すべてを創りだして行く能力にあふれている実感が持てるでしょう。 ● 第三のチャクラは「感情のチャクラ」です 太陽神経叢に位置しており、感情のバランスを扱っているチャクラです。個人的な権力とも関係しています。 分泌腺はすい臓と繋がっており、肝臓・胃・胆嚢・脾臓・そして神経組織の一部の働きを支配しています。 ゆえに私たちは感情のバランスが崩れると「胃」の具合が悪くなります。 「胃」とはつまり「意」のことで、「こころ」を表す臓器です。怒りをためこむと胃にしこりが出来たように感じますし、執着で胃が絞られるように感じることもあるでしょう。 感情の鬱積がすすむと、このチャクラは涙を流します。涙は感情を吐き出す働きと、浄化の働きを兼ね備えた重要な現象です。 ● 第四のチャクラは「ハートのチャクラ」です 愛を感じるチャクラであり、魂の中心を意味する領域でもあります。 分泌腺は胸腺と繋がっており、心臓・血管・循環器を支配しています。また、迷走神経とも関連しているため、免疫や内分泌組織とも関連しています。 私たちはこのチャクラで直感的に相手の魅力を感じ取って「ときめき」ます。そしてその感覚はその下の第三のチャクラで具体的な感情となり、第二のチャクラを刺激して創造と生産の意識を呼び起こし、ついに最低部のチャクラのおいて現実的な生活として落ち着きを得るという経路をたどります。 このチャクラの色である「緑」が、地球上の大地にとても多く分布されているのは興味深いことです。 このチャクラで「緑」をイメージして瞑想をすれば、すべてを受け入れることが「愛」だと気づくでしょう。 ● 第五のチャクラは「表現と伝達のチャクラ」です このチャクラの位置する咽喉は、私たちの表現と伝達の要である「ことば」や「声」に関係しています。 このチャクラは甲状腺と関連しており、表現や伝達とともに、判断の役割も果たしています。 自分の感情を正直に表現していないときには、甲状腺に悪い影響が出て新陳代謝が悪くなります。また肺や気管支などとも関連しているので、風邪を引きやすく咽喉に障害が出やすいでしょう。 私たちは自分自身を正直に表現し、ほんとうの自分を伝えなければなりません。他人や物事を安易に批判することなく表現し、伝えることが出来たらほんとうに素晴らしいでしょう。 他人を批判したくなったときは、「青」をイメージして瞑想してみてください。 ● 第六のチャクラは「霊的な眼のチャクラ」です 額の中央に位置するこのチャクラは、第三の眼として霊的な世界を把握するためのチャクラです。 悟りに関係の深い「A10」神経叢の先端はこの位置にあり、脳下垂体に繋がっています。 そしてこのチャクラは、脳の下半分・神経組織・耳・鼻・人格を表す左目を支配しています。 また、「想像力」に関係のある領域でもあり、「ひらめき」や「アイデア」はこの場所を基点にインスパイヤされます。 このチャクラは「ビジョン」を見るポイントでもあるので、「藍色」や「ラピスラズリの色」をイメージして瞑想し、好ましいビジョンを描くことが効果を呼ぶでしょう。 ● 第七のチャクラは「王冠のチャクラ」です 頭頂部に位置するこのチャクラは、すべてのチャクラの頂点でもあります。 松果体と繋がっているこのチャクラは、脳の上半分と右の目を支配しています。 「むらさき」を象徴とするこのチャクラは、他のすべてのチャクラを統合する役割を果たしており、「無限の意識・絶対の理念」との合一を図るために最も重要なチャクラです。 日本の仏教や神道でも、この「紫」という色が特別な色であることも偶然ではありません。 瞑想を行っているときに、イメージの中で紫色の意識のボールを作り、その紫色のボールでこのチャクラを刺激すると効果があります。 ★ チャクラとエネルギー 私たちは絶えず「絶対理念」からエネルギーを受取っています。これを宇宙エネルギーと表現する人たちもいます。もしもそれらのエネルギーの流入が途絶えたならば、私たちはいまここに存在していないでしょう。 そのエネルギーの大部分は、頭頂部にある第七のチャクラから浸透し、根のチャクラまで一つひとつのチャクラを潤しながら下がって行きます。そして第一のチャクラでそのエネルギーは大地と繋がり、私たちに実際的な安定感を与えます。 それからエネルギーはふたたび上昇を始めます。順々にチャクラを通過して、第七のチャクラまでそのエネルギーの上昇が到達すればよいのですが、大抵の人はどこかのチャクラでその流れが滞ってしまいます。所有欲や権力欲、恐れや恨みなどのネガティブな感情が、エネルギーの流れを押しとどめてしまうのです。 このエネルギーの停滞が、私たちの不如意や体調不良を創りだす一つの原因です。 それぞれのチャクラに対応した瞑想を行うことによって、それぞれのチャクラの働きを正常化し、問題のあるチャクラのエネルギーの停滞を解消すれば、とたんにスムースにエネルギーが流れるようになるでしょう。そうすれば、限りない自由を実現することも可能となることでしょう。 チャクラを観ることが出来る人などによれば、それぞれのチャクラは対応した色を発色しながら回転しているようです。 簡単な瞑想法としては、自分が問題があると思えるチャクラに意識を集中し、そのチャクラに対応した色を思い浮かべ、そのイメージの色をチャクラの上で回転させながら、ネガティブな感情などが清められ、溶解していく様をまざまざと思い描くとよいでしょう。 ■ このページのトップへ ■ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆ 瞑想のための補助具 ◆ 瞑想(メディテーション)に慣れてくれば、いつでもどこでも瞑想が出来るようになるでしょう。 しかし、誰もが初めから瞑想に親しみを感じて、友達のように付き合えるわけでもありません。瞑想を生活に取り入れるには、ある程度の訓練(習慣化・慣れ)が必要なのです。 また、始めてすぐに深い瞑想状態に到達できるものでもありません。なにごとも日々の積み重ねが重要なのです。 瞑想を生活の習慣として位置付けるためには、何よりも楽しく瞑想に取り組むことが大切です。そのために瞑想を手助けしてくれる補助具を使うこともひとつの方法です。 以下にいくつかの瞑想を助ける補助具について記します。その内容を参考にして、自分にあった方法を上手に組み合わせて取り入れ、瞑想に楽しく取り組める環境を作り上げてください。 ● アルファ波誘導装置<アルファシータ C> 故政木 和三博士が開発した、脳波誘導装置です。 人間が心地よさ(やすらぎ)を感じる周波数は151Mhzだそうですが、この機械は左耳からその心地よい周波数である151Mhzの音を送り、右耳からはそれよりも4〜11Mhz低い周波数の音を送ります。 左耳から聴いた音は左脳に40%右脳に60%伝わります。右耳からの音はまったく逆の要領で脳に伝わります。このことで脳の聴幹中枢で左右の耳から取り入れた音が合成されて「うなり」現象が起こります。このうなり音は左右の脳が同時に働いている証拠です。これで脳が統合化されて活性化されます。 また、左右の脳に別々の周波数の音を聞かせることによって、その周波数の差と同じ脳波を優勢にすることが出来ます。これを「ヘミシング効果」といいます。この機械場合の周波数差は4〜11Mhzですから、α波〜θ波を優勢にする効果があります。 アメリカのラジオ業界で大成功をおさめた故ロバート・モンロー氏が設立した、体外離脱研究で有名な「モンロー研究所」では、この「ヘミシング理論」を応用した装置を使って、「体外離脱」を誘発させています。 この装置をつけて瞑想を行うと、より深い瞑想が手軽に実現できます。 ● 水晶(クリスタル) パワーストーンの項でも述べましたが、水晶はとても有用な鉱物です。 水晶の結晶を4個用意し、それぞれのポイント(結晶の先端)が自分に向くように配置して瞑想を行うと、とてもよい瞑想が行えるといわれています。 わざわざ4個の水晶を用意しなくても、まずはひとつの水晶を自分の前に置いて瞑想を行ってもよいでしょう。自分が効果を得たいチャクラにあてて瞑想を行うこともよい方法です。 ● お香 自分にあった匂いは、リラックス度を高める(アロマ効果)働きがあります。また、よい香りにはその場を清める効果もあります。 値段の高い「お香」を用意しなくても、お線香の品揃えの多い仏具店などでよく探せば、2,000円から5,000円程度でよい香りのお線香を見つけることが出来ます。白檀や沈香や伽羅の入った正統派ものや、香水系の香りをしたためたオリエンタル調の香りのものもありますから、いろいろ試してみるとよいでしょう。 バラの箱入りなら本数もたくさん入っていますので、お線香の方が結果的にコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。 ● ろうそく(キャンドル) ろうそくの焔の光は、瞑想を深める働きがあるようです。ろうそくの焔を見つめる瞑想法でその効果を確認してください。アロマキャンドルのように、香りが発生するろうそく(キャンドル)を用いると、香りと焔の両方の効果をひとつで得られます。 日本古来の「蜜蝋」で作られた和ろうそくを使うこともお勧めします。 ● リン 曹洞宗や臨済宗などの「僧堂」で、座禅を行う時の導入部で使われています。 ご家庭の仏壇に置いてある「リン」で結構です。 涼やかな音色の余韻を引く「リン」の音に意識を集中させることで、すばやくα波をともなう瞑想を行うことができます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ □ 今日から「瞑想・メディテーション」と「アファーメーション」をはじめてください □ □ あなたにできる、多くの人のために役立つことを何かひとつはじめてください □ □ いつでも「笑顔」と「思いやりのある言葉」と「善き面を見つけて褒める」ことを忘れないでください □ ■ このページのトップへ ■ ■ほんとうへの扉 トップ ■ このウェブサイトについて ■ はじめに ■ 新着情報・更新履歴 ■ ほんとうの自分とは ■ 魂の構造宇宙の構造 ■ 運命を改善する ■ 経済問題の解決 ■ 現実界を生きる ■ こころが病をつくる ■ ほんとうへの旅 ■ 人生の諸問題に対するQ&A ■ 催眠療法(ヒプノセラピー)トップ ■ メディテーション ■アファメーション ■ チャクラ ■パワーストーン ■ コミニュケーション&フォーラム |
□UP |