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  ◇ よくある質問 FAQ                              




催眠療法(ヒプノ・セラピー)は、米国の医大教授である ブライアン・L・ワイス博士の著書をきっかけに小さなブームとなり、以前に比べると少しは一般的に知られる療法となってきました。
しかし、まだまだ施術するセラピストの数も少なく、どの都市にもあるものでもなく、未知の療法と感じられる方も多いのではないでしょうか。
ヒプノセラピーには興味があっても、いったいどのようなセラピーなのかと不安をもっておられる方のために、よくお受けするご質問について簡単にお答えいたします。


 
Q 催眠は誰でも掛かるものですか?
 

 A
大抵の方はスムースに催眠に入ることが出来ます。
催眠になかなか入れない方は、何かの理由でご自身で入らないように頑張っていらっしゃるか、過度の期待が緊張になっている場合がほとんどです。

催眠誘導時にビジョンが見えない人もいますが、その場合は波の音とか話し声とか、音がとてもよく感じられたりします。また、例えば皮膚感覚のように感覚的に感じやすい人もいます。
私たちは一日に何回も催眠状態(変性意識状態)に入っています。
朝起きた起き抜けとか、好きな音楽に聞き入っているときとか、スポーツなどに集中して(我を忘れたように)いるときとか、電車に乗ってうつらうつらしているときなどです。
ですから、催眠に入れない方が本来は不自然なのです。催眠とは眠りを催すと書きます。誰でも条件が揃えば眠くなるのですから、大抵の人は大丈夫です。


 Q 誰でも催眠中にビジョンが見えるものなのでしょうか?
 

 A
 音楽が得意な人もいれば、絵を描くことが得意な人もいるように、これは性質(特性)の問題です。
また、普段から物事を想像するときに映像として展開することが多い方は、ビジョンを観ることが多いようです。
仮にビジョンがはっきり見えなくても、代わりに砂の感触とか季節の感じとかを敏感に感じることが出来るかも知れません。音や声を敏感に感じる人もいます。
大事なことは、自分の感覚を信じて感じるままを受け入れることです。
なんとなくそう感じる、それでいいのです。

私たちは性質として、眼・耳・鼻・舌・皮膚のどれかの感覚が敏感に働くように出来ているものです。通常は多くの情報を視覚から得ているのもですから、視覚的感覚で感じるものだと考えてしまうだけです。どんな感覚であっても、感じられることが大切なのです。
左脳的な判断の意識を一時忘れて、心の奥にある潜在意識を信頼して、潜在意識に任せましょう。


 
Q 話したくないことも喋ってしまうのですか?
 

 A
多くの方がその心配をされているようです。ある程度の覚悟をしてこられる方もあるようですが、そのような心配は一切必要ありません。
あなたは喋りたくないことは喋らないでいることが出来ます。
それから記憶が途切れたり、意識がなくなったりすることもありませんから、自分が知らない間に喋りたくないことを喋ってしまった、というようなことも起こりません。


 
Q 普通なら拒否するような行動を、意思に反してさせられてしまうことはありませんか?
 

 A
 催眠誘導中も、あなたは自分を完全に自分でコントロールしている状態にあります。
ですから、あなたは自分の意思に反した行動をとることはありません。また、セラピストが何かの実際的な行動を指示することもありません。
あなたは自分が望まない言動をとらされることなど、決してないのです。


 
Q 何回催眠セッションを受けたら治りますか?
 

 A
1回のヒプノワーク(セラピー)で問題となっていた症状が消失する場合もあります。少なくとも軽減することがほとんどです。
もちろん対処したい症状や問題の種類によっても必要なセッションの回数は違ってきます。通常は最低3回〜5回のヒプノセッション(セラピー)を受けられることをお勧めしています。

そのことには理由があります。
それは、催眠とは自転車の練習をするときのように、回数を重ねるごとにその習熟度が高まっていくものだからです。
したがって回数を重ねるほど安定した深い催眠状態へ誘導することができますから、いろいろなアプローチがよりスムースに行えるようになります。
また、あらゆるアプローチに対してのレスポンス(反応効果)が、よりはっきり現れやすくなります。
このことにより、当然あなたが望む目的の結果もより得られやすくなるのです。


 
Q なぜ心の傷が催眠療法で癒されるのですか?

 
A
あなたの心を傷つけた辛い体験の記憶が、催眠療法で消えるわけではありません。
しかし催眠療法は、あなたがその辛い体験のもつ意味を知ることでその体験の本質を理解し、その事実を受け入れられるようにします。
あなたは過去の記憶に縛られるのではなく、過去の記憶の上にしっかりと立つことを選択することが出来るのです。
そしてそのことが、その辛い体験がその事実以上の意味を持ってあなたの心に影を落とすことがないようにする力になるのです。

また、過去に起こった体験が形を変えて現在に影響を及ぼしているような場合は、その過去の体験を再体験することによってそのエネルギーを開放して、現在の問題症状の原因を解消します。
また、過去の体験を再構築することで問題を解決することもできます。
ネガティブな体験やそれに伴うネガティブな感情もエネルギーです。再体験してそのマイナスのエネルギー(鬱積)を解放してしまえば、問題の原因となっていたエネルギーのアンバランスを解消することが出来るのです。


 
Q 特に問題を抱えているわけではないのですが、好奇心から前世を知りたいのではだめですか?

 A
もちろんそれでも結構です。あなたが自分の前世や過去世を知りたいと思うのは、決して偶然ではありません。いまが知るべきときだから、あなたの心がそれを知りたがるのです。
きっと前世や過去世を知ることで、新しい気づきが得られるのかも知れません。その好奇心のために喜んでお力をお貸しします。


 
Q ひとりでは心細いので、友人と二人でセラピーを受けてもいいですか?

 
A グループセラピーも行っていますので、カップルや友人とのセラピーワークも可能です。
ただし、誰かのために自分を変えたいというご要望のセラピーはお断りしております。それはあくまでも自分の問題を解決したり、自分の願望を達成したりするために行うのがセラピーであるからです。
また、親子でセラピーを受けることも可能ですが、雑談以降のカウンセリングやセッションは別々に行いますのでご了承ください。


 
Q 催眠療法が終わった後で、催眠の影響が出ることはありませんか?

 
A 催眠療法の技法の中には、潜在意識のプログラミングを書き換える「リプログラミング」というアプローチ方法があります。例えばいままで自信がなくて引っ込み思案だった人が、活発で明快な自己主張が出来る人に代わりたい場合にこの「リプログラミング」を使います。しかし、それはあなたがそうなりたいと思わなかったら出来ないことです。あなたに知られずに療法士が個人的な暗示を忍び込ませることなど出来ません。もしそれが出来たら、世界の独裁者や悪党達がすでに活用しているでしょう。

セラピストはあなたと行うカウンセリングにそって、あなたが希望する結果を引き出すための努力をするだけです。
催眠中もあなたの意識ははっきりしており、催眠中の記憶も残るわけですから、あなたが望まない暗示を掛けられてしまうことを心配する必要はありません。


 
Q 催眠療法を受けたあと、数週間・数ヶ月経過して、催眠暗示が突然復活することはありませんか?

 
A 後催眠暗示という技法があります。これはある特定のキーワードを思い浮かべたり口にしたりすると、そのキーワードに対して関連付けされた暗示があなたの感情を支えるものです。禁煙したいとか、痩せるために食事制限をしたいときなどにも応用できる技法です。しかし、後催眠暗示効果も1週間から10日程度の持続力がせいぜいです。そしてご催眠暗示が効果を発揮するためには、あなたがそうしたいと強く思っていることが重要な要素になります。


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